「うっかり投稿」の恐怖と、スクショが証拠にならないAI時代の身の守り方
source_media: 弁護士JP source_title: 職員がSNSで情報漏えい「こんなことまで注意喚起しなければいけないのか…」川崎市長も呆れ ペナルティと再発防止策は? 本文: 参照ニュース:職員がSNSで情報漏えい「こんなことまで注意喚起しなければいけないのか…」川崎市長も呆れ ペナルティと再発防止策は?(弁護士JPより引用) ある日、一瞬の気の緩みからSNSに投稿してしまった写真。そこに、企業の極秘情報や他人の個人情報が写り込んでいたとしたら――。 慌てて削除ボタンを押したものの、時すでに遅し。画面の向こうではすでに「証拠」としてスクリーンショットが拡散されている。しかし、もしその拡散されているスクショが、あなたを陥れるために悪意ある第三者によって改ざんされた偽物だとしたら、あなたはどうやって身の潔白を証明しますか? 昨今、SNSを通じた「意図せぬ情報漏えい」が深刻な社会問題となっています。上記の参照ニュースによれば、川崎市などの自治体や大手銀行において、新世代SNS「BeReal(ビーリアル)」をきっかけとした情報漏えいが相次いで発生し、大きな波紋を呼んでいます。BeRealは「通知が来てから2分以内に、インカメラとアウトカメラで現在の状況を同時撮影して投稿する」という極めて即時性の高いシステムです。この「早く投稿しなければ」という心理的な焦りが、周囲の確認を怠らせ、結果として背後のPC画面に映る社外秘データや、机の上の機密書類をそのまま撮影して流出させてしまう事態を招いています。 こうした事態を受け、当事者や企業は慌てて投稿を削除しますが、ネットの海に一度放たれたデータは瞬時にスクリーンショットとして保存され、拡散されてしまいます。しかし、ここで一つの大きな「技術的陥穽(かんせい)」が生まれます。それは、私たちが普段「証拠」として扱っているスクリーンショットが、実は何の法的・技術的保証もない、極めて脆弱なデータであるという事実です。 Web3エンジニアの視点から言わせていただくと、現代における「スクリーンショット」の信頼性は完全に崩壊しています。 たとえば、ブラウザに表示されているWebページやSNSの投稿は、キーボードの「F12」キーを押してブラウザの要素検査(デベロッパーツール)を開くだけで、HTMLコードを直接書き換えることができます。プログラミングの深い知識がなくても、数秒あれば、特定の投稿者の名前、アイコン、発言内容、そしてタイムスタンプを完全に偽造することが可能です。これをスクショに撮れば、実在しない「問題発言の証拠」が簡単に出来上がります。 さらに、近年の画像生成AIや画像編集ソフトの進化は目を見張るものがあります。かつてのように「よく見ればコラージュだとわかる」といったレベルではなく、AIを用いてピクセル単位で光の加減やノイズの乗り方を調整し、肉眼では絶対に判別不可能なレベルで捏造されたスクリーンショットを仕立て上げることが可能です。 つまり、あなたが「うっかり不適切な投稿をして慌てて消した」という捏造されたスクショを突きつけられたとき、「そんな投稿はしていない」と口頭で否定しても、それを客観的に証明することは極めて困難になるのです。これが、現代のデジタル社会が抱える最大のリスクの一つです。 この「真偽の境界線が曖昧になった世界」において、私たちはどうやって真実を担保すればいいのでしょうか。 その答えとして、私たちが開発したのがデジタル証拠保存サービス「ProofBase」です。 ProofBaseは、分散型台帳技術(ブロックチェーン)である「SUIネットワーク」を採用しています。なぜ数あるブロックチェーンの中からSUIを選んだのか。それは、SUIが持つ「オブジェクトベース」のデータ管理モデルが、証拠の保存においてこれ以上ない優位性を持っているからです。 一般的なブロックチェーンはアカウント(アドレス)の残高推移を管理する「アカウントベース」ですが、SUIはあらゆるデータを「オブジェクト(独立したデータ資産)」として扱います。これにより、個々のデジタル証拠(画像、投稿データ、メタデータなど)を、独立した一つの不変オブジェクトとして直接ブロックチェーン上に定義できます。 証拠が生成された瞬間、または保存された瞬間に、データの固有値である「ハッシュ値」が計算され、SUIネットワークに書き込まれます。ハッシュ値は、元のデータが1文字でも、あるいは1ピクセルでも変更されれば全く異なる値になるため、「あとからデータが改ざんされていないこと」を一意のハッシュ値によって数学的に100%証明できます。オブジェクトベースであるために処理速度は極めて高速で、ガス代(手数料)も極めて安価です。まさに、日々大量に発生するSNS投稿やデジタルデータの即時保存に最適化されたアーキテクチャなのです。 私たちは、AIやデジタル技術の進歩を否定するつもりはありません。しかし、技術が「嘘を真実に見せる」ために使われるのであれば、私たちは「真実を真実として不変にする」ために技術を使わなければならない。そう強く信じています。 インターネットの信頼性が揺らぎ、何を信じていいかわからない時代だからこそ、エンジニアとしての倫理観を胸に、ProofBaseという技術を通して、人々の「事実」と「潔白」を守る盾であり続けたい。それがオーナーとしての私の揺るぎない決意です。 【ProofBase案内】 もし少しでも不安があるなら、 “あとから疑われない形で記録を残す”という方法を一度確認してみてください。 ProofBaseカメラ(スマホで撮影・即証拠として記録) https://miraiaxis.com/proofbase-camera.html X投稿証明(投稿内容をそのまま保存・検証) https://proofbase-snowy.vercel.app/x-evidence-saver