はじめに
前回の記事では、なぜ Hugo を選び、どのような構成でブログを動かしているかをご紹介しました。
今回はその続編として、実際に記事を作成し、公開までの流れをまとめます。
🪶 Hugo 記事の基本構成
Hugo の記事はすべて content/ フォルダ内に保存します。
一般的な構造は次のようになります。
miraiaxis-blog/
├── content/
│ ├── posts/
│ │ ├── blog-01/
│ │ │ └── index.md ← 前回の記事
│ │ ├── blog-02/
│ │ │ └── index.md ← 今回の記事
│ └── _index.md ← トップページ(任意)
各記事フォルダには index.md を置くのがポイントです。
画像を添える場合は、同じフォルダに配置することで相対パスで呼び出せます。
✍️ 新規記事の作成
Hugo には新しい記事を自動生成するコマンドがあります。
hugo new posts/blog-02/index.md
これで content/posts/blog-02/index.md が作成され、 フロントマター(タイトル・日付など)が自動で埋め込まれます。
🧩 フロントマターの設定
ファイルを開くと次のようなヘッダー部分があります。
title: "Hugo 記事の作成・反映手順をまとめてみた"
date: 2025-11-01
draft: true
summary: "Hugo での記事作成から反映までの流れを紹介します。"
tags: ["Hugo", "ブログ構築"]
categories: ["開発ノート"]
---
draft: true → 下書き状態(公開しない)
draft: false に変更すると公開対象になります
💡 小技:公開前にプレビューしたい場合は hugo server -D(下書きも含めて表示)を使います。
🔍 ローカルでプレビューする
コマンド一発でプレビューサーバが立ち上がります。
hugo server -D --ignoreCache -b http://localhost:1313/blog/
ブラウザで http://localhost:1313/blog/ を開くと、 リアルタイムで更新が確認できます。
🚀 GitHub へ反映して公開
記事が完成したら、Git でリポジトリに反映します。
git add content/posts/blog-02/index.md
git commit -m "post: add blog-02 Hugo記事作成手順"
git push origin main
push すると自動的に GitHub Actions が動き、 Hugo がビルド → Xserver へ FTP アップロード → サイトに反映 されます。

✅ 成功確認は GitHub の Actions タブ または https://miraiaxis.com/blog/ を開いてリロード(Shift +再読込)です。
🧭 まとめ
1️⃣ hugo new posts/blog-xx/index.md で記事を作る
2️⃣ hugo server -D で確認する
3️⃣ git add → commit → push で本番へ反映
これだけでブログ更新が完結します。
💬 次回予告
次回は、 「デザインのカスタマイズ方法」 についてまとめます。
見出しの装飾・配色・カード型一覧など、 ブログをさらに見やすくするコツをご紹介する予定です。
Mirai Axis Blog
技術・運用ノートを、実験しながら丁寧に記録していきます。
✅ 使い方
- 上の内容をそのままコピー
content/posts/blog-02/index.mdに貼り付けhugo server -Dで確認- 問題なければ
git add→commit→push
これで完璧です。